●長期滞在の場合 長期滞在となると、自分で住宅を借りた方が割安。とはいえ、今やマドリッドやバルセロナの家賃はかなり上がってしまい、日本と比べてもさほど安くはない。 賃貸契約を結ぶ場合、期間は最低1年間以上で、1年ごとに契約更新していくことが多い。月ごとの賃貸料(Alquiler)とは別に、入居の際に1〜2か月分の家賃を保証金(Fianza)として大家に納める。これは原則として退居時に返ってくるが、何か破損したり契約違反があった場合は全額返ってこないことも。 ▽住宅探し -仲介業者を通して探す場合は、地区・価格帯・住宅タイプなど希望を伝え、条件に合った物件を紹介してもらう。業者の手数料は様々で、1〜2か月分の家賃が手数料となるケースが一般的だが、最初に希望を伝える時点で登録料としていくらか払わなければいけなかったり、手数料は安くても月々の家賃に業者の取り分が上乗せされていたりすることもある。 -自分で探すには、一般紙の新聞広告やSegunda Mano、El Cholloなどの専門紙で情報を探し、電話で直接アポを取って物件を見るのが最も一般的なやり方。Segunda Manoはこの手の新聞では最もよく売れており、月水金発行、情報量も多いが、競争率も高い。アポは午前中が勝負。ホームページも設けている (www.segundamano.es)。 また、学校や商店、バルなどの掲示板で情報を探すこともできる。 他に、自分が住みたい地区を歩いて回り、玄関や窓に貼ってある「Se alquila」「Piso Alquiler」の貼り紙を探すという手もある。 ▽住宅タイプ -Piso:いわゆるマンション。複数の寝室に、リビング、キッチン、バスルームというのが一般的な構造。家族向けのつくりだが、学生などの場合、これを複数人数でシェアーして借り、寝室は各個人用、リビング、キッチン等は共有スペースとすることも多い(Piso compartido)。 -Apartamento:アパート。Pisoよりも小さめで、寝室は1〜2室まで、リビング、キッチン、バスルームというのが一般的。1〜2人暮し向き。 -Estudio:ワンルームマンション。 -Chalet:一戸建て。スペインでも「庭付き一戸建て」はみんなの夢。 -Chalet adosado:Chaletに似ているが、2〜3軒がくっついて1つの建物になっている。 -Atico:マンション、アパートの最上階。テラス付きは人気が高い。 -Buhardilla:同じく最上階だが、こちらは屋根裏構造で、天井がななめ(ひどい場合は背が立たない)になっている。