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●ETA130kg爆薬放棄 【スペイン マドリッド 2007年6月22日】 テログループETA (バスク祖国と自由) が、停戦破棄宣言後初めて行動を起こした。高速道A-49のウエルバ県アヤモンテ付近で、爆薬130キロを積んだまま放置された乗用車が発見されたのだ。車はポルトガル方面行き車線に放置されており、ポルトガルとスペインの国境近くに治安警察隊のコントロールポイントが置かれていたことから、先行の偵察隊から知らせを受けて爆薬を運んでいた車を放棄したと見られる。複数の目撃者によると、運転手は中央分離帯を乗り越え、セビージャ方面に向かうオートバイに乗って逃走した。オートバイに乗っていた1人は、ヘルメットをかぶったまま車の後部座席ガラスを頭突きで壊し、車中の何かを取った後に走っていったという。車の中にはシリンダーのようなものが複数置かれており、ETAの蛇のマークが描かれていた。車はポルトガル内で偽名を使って借りられたレンタカーで、警察ではポルトガル南部アルガルベ地方を拠点にテロ活動を行う予定だったと見ている。 ●教会、公民教育に宣戦布告 【スペイン マドリッド 2007年6月22日】 スペイン司教会議は、政府が新学期 (9月) から導入予定の公民教育に真っ向から反対し、「あらゆる法的手段を使ってこれを阻止する」と全面対決姿勢を打ち出した。司教会議のマルティネス・カミノ広報は、公民教育は「生徒のモラル意識を形成するもので、民主国家はモラル教育を施す側ではなく、教育の権利を保証するのが役割」「生徒が選びもしないモラル教育は押しつけるべきでない」と主張している。公民教育は、世界人権宣言や憲法でうたわれている多様な文化・価値観の尊重や男女平等、人種差別や同性愛者差別の撤廃などが主な内容。政府教育省では公民教育教科書作成に当たり、カトリック系学校連盟と話し合い、スペインでは認められている同性婚についての記述はカットしたが、司教会議にとってはまず同性愛の存在そのものが認められない。また、政府が価値観やモラルを教育することも、「イデオロギーを植え付けかねない」と懸念している。政府では、ヨーロッパ15ヶ国で公民教育は行われているとし、教育内容は「誰のモラルにも反しないあらゆる民主主義共通の価値観」であると強調している。 |
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