●ETA、停戦破棄後初の活動

【スペイン マドリッド 2007年7月26日】
 バスク地方独立を標榜するテログループETA (バスク祖国と自由) が、6月5日の停戦破棄宣言後初めて破壊活動を開始。小型の爆弾2個をナバラ件ベラグアの国道沿いに置いた。自転車ロードレース競技大会、ツール・ド・フランスのルートに近い箇所を狙って置かれていた。爆発前に予告があり、爆弾の威力も非常に弱かったためツールには影響がなかった。
 一方、フランス警察はランネメザンで国際指名手配中のETAメンバー、パブロ・アペリバイ・ベディアガを逮捕した。ビスカヤ県バサウリにあるアペリバイの自宅からは、テレスコープ付きのライフル1丁などの武器が押収された。


●マドリッド州、4階建て以上の新築禁止

【スペイン マドリッド 2007年7月26日】
 マドリッド州議会は、地上4階建て以上の高さの建物新築を禁止する(ただし州政府が認めた特例を除く)という新法案を可決した。この新法案には、議会絶対多数を占める民衆党 (PP) が賛成、社労党 (PSOE) と左翼連合 (IU) は反対していた。PSOEとIUはこの法案が違憲であるとして憲法裁判所に訴える構え。中央政府のカルメ・チャコン住宅相も「若者に手が届く低価格の住宅を供給するよう努力すべき」としてこの案を批判、アギーレ州首長と対立している。今回可決された新法案には、この新築建築物高さ規制のほか、森林監視員が私有地山林に立ち入る際には今後裁判官の許可が必要とすること、壁などへのグラフィティ (落書き) に対し300〜6,000ユーロの罰金を設けること、市役所が農業用地にゴルフなどのスポーツ施設建設を許可できるようにすることなどが含められている。マドリッド州の山林の75%を占める私有地への立ち入り許可については、山火事の際の消火活動にも支障が出るとして労働組合が強硬に反対を示している。


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