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●22才、スタジアムから天国へ 【スペイン マドリッド 2007年8月29日】 セビージャ・サッカークラブのアントニオ・プエルタ選手が26日の対ヘタフェ戦前半終了間際にピッチ上で突然意識を失って倒れ、入院。数回心肺停止に陥り危篤状態が続いていたが、28日午後2時半に入院中のビルヘン・デル・ロシオ病院(セビージャ市)で死亡した。まだ22才の若さで、あとひと月で初めての子供が生まれる予定だった。 チャンピオンズリーグ試合のため滞在中のギリシャで恐れていた最悪のニュースを聞いたセビージャの選手らは、急遽帰国。試合は中止された。セビージャのクラブ旗に包まれたプエルタ選手の棺はサンチェス・ピフアン・スタジアムに運ばれ、チームメイトや家族、そして2万5,000人のファンに見守られて通夜が行われた。葬儀は29日午後2時から行われる。 プエルタ選手の訃報に、サッカー界全体が深い悲しみに包まれている。レアル・マドリッドは29日に予定されていたサンティアゴ・ベルナベウ杯の試合を中止。FCバルセロナもジョアン・ガンペル杯関連行事を中止した。同杯の試合対インテル・デ・ミラン戦は行われるが、試合前に1分間の黙祷を捧げる。 プエルタ選手は20日前に健康診断を受け、異常なしとされたばかりだった。しかし、2006年夏にも試合前半終了後に倒れたことがあり、今季開始前の練習中にも一度倒れたという。しばしばプロスポーツ選手を襲う突然死だが、スペインのサッカー界では1973年にやはりセビージャの選手だったベルエソ選手がピッチ上で倒れて死亡したケースがあるのみ。ベルエソ選手も1ヶ月後に赤ちゃんの誕生を待っていた。 ●フランシスコ・ウンブラル氏死去 【スペイン マドリッド 2007年8月29日】 風刺の効いた、それでいて詩心あふれる文体で知られたコラムニスト、フランシスコ・ウンブラル氏が28日、心肺不全で死亡した。享年72才。ABC、ラ・バングアルディア、エル・パイス、ディアリオ16、エル・ムンドなど新聞各紙に執筆、上梓した本は80冊を超え、1996年にはスペイン皇太子賞、2000年にはセルバンテス賞を受賞した。ウンブラル氏は10才になってから学校に通い始めたものの11才には退校にされ、働きながらひたすら読むことで文学の世界に入り、押しも押されもせぬ第一人者となった。ウンブラル氏の通夜には王室や政界、文化界から弔問客が引きも切らず訪れた。 |
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