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●焼身自殺を図ったマリアン・ミリタに救済の手 【スペイン マドリッド 2007年9月10日】 ルーマニアからスペインに仕事を求めてやってきたが、思うように仕事がなく絶望し焼身自殺を図ったマリアン・ミリタ(9月5日参照)のニュースを聞いた、アルゼンチン出身の会社経営者セバスティアン・オリバ・ルイス-ディアスは、マリアン・ミリタ氏が入院している病院を訪問し、病状が回復次第、彼の会社で雇用する旨を伝えた。この会社はトレド県のキンタナール・デ・ラ・オールデンにあり、セバスティアン・オリバ氏は18歳でスペインに移民、その後会社を設立。友人、社員などから集めたカンパ金も持参した。 ●「暴力」と「裁判」、二重の被害 【スペイン マドリッド 2007年9月10日】 今から7ヶ月前の2月10日の朝10時、アルカラ・デ・エナーレス市に住むミワ・ブエネ(コンゴ出身、42歳、スペイン滞在7年、二児の父)は、「肌の色が黒い」という理由で首の骨を打撲する暴力を受け、肢体不自由の体となり車椅子での生活を余儀なくされた。2人の目撃者がいたにもかかわらず、同市に住む29歳のロベルト・アロンソ・デ・ベガが容疑者として事情聴取を受けたのは7ヶ月後。そして、ロベルト・アロンソ・デ・ベガは「無罪」を主張し釈放。このような裁判の場合、検察側、被害者側、加害者側の三者が招集され、容疑者を収容するかどうか検察側との話し合いが行われる。しかし、担当裁判官(容疑者の父はこの裁判官の庭師として働いている)、毎月1日と15日に出廷するように容疑者に通達したのみで、検察側への連絡はなかった。検察側は、Movimiento contra intolerancia(偏狭反対運動)からの手紙によってこの事件を知り、早急に対処する旨を伝える。二人の目撃者までいるのに、なぜ裁判が遅れているのか? なぜ検察側に連絡がなかったか? なぜ被害者に事情聴取しなかったか? なぜ警察医は被害者の検証をしなかったか? いくつかの「なぜ?」の中に、移民蔑視がなかった問題となっている。 コンゴ政府は生きる希望をなくし食事も摂らないミワ氏の精神状態を重くみて、同大使館を通じて、本国に残してきた二人の子供とミワ氏の姉をスペインに送りたい旨スペイン政府に伝えた。 この事件が起きたアルカラ・デ・エナーレス市は、マドリッドの東にあり、20,1万人が住んでいる。この内移民は35,000人余り。そして、極右グループに属している約1,000人が同市に住んでいる。この数は、スペイン及びヨーロッパ全体の極右グループの中でも際だって多い。 |
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