●8月に雨

【スペイン マドリッド 2007年9月3日】
 ここ30年間の8月の降雨量の統計をみると、全国平均で22,8リットル/m2と極端に雨が少ないスペインだが、今年は過去30年間の第4位に値する31,2リットル/m2の雨が降った。サン・セバスティアンでは今年は1928年以来の降雨量で、8月の降雨量平均が102,7リットル/m2だったが今年は268,2102,7リットル/m2となった。ビルバオで66,5リットル/m2が152,3リットル/m2、バルセロナ49,6リットル/m2が180,4リットル/m2。気象庁によると、今年の涼しく降雨量が多かった夏は少し異例で、地球の温暖化現象は徐々に進んでおり、暑くて降雨量の少ない夏はこれからも続くとしている。現にフカル貯水池とセグラ貯水池の渇水は今夏の雨でも改善されず、17,5%、16%となっている。唯一カンタブリア地方とバスク地方は80%まで改善された。 因みに日本の降雨量は年間1700-1800 mm/hで、世界主要国のほぼ2倍の降雨量がある。(アメリカ760 mm/h、カナダ520 mm/h、フランス750 mm/h、スペイン600 mm/h)


●8月のバケーションも終わり、政治の世界にも秋の「新学期」が訪れた。

【スペイン マドリッド 2007年9月3日】
ラジオ「カデナ・セル」の調査によると、今選挙が行われた場合44%の人が社会労働党に、39,5%の人が民衆党に投票すると答え、社郎党が4,5ポイントの差をつけて優位に立っている。政治家評価ではロドリゲス・サパテロ首相は夏前と比較すると6ポイント下がって49%。野党民衆党のマリアーノ・ラホイはわずか27%の落第点。そこで、次期選挙には民衆党の代表として誰が望ましいかという質問には、マリアーノ・ラホイ15%、現マドリッド市長のアルベルト-ルイス・ガジャルドンが44%、現FMI代表のロドリーゴ・ラトは25%という回答が出された。アルベルト-ルイス・ガジャルドンを次期選挙の候補リストとして認めるべきかという質問には69%の人が、認めるべきであると答えている。民衆党として次期首相候補は誰がふさわしいかという質問にはマリアーノ・ラホイが49%、アルベルト-ルイス・ガジャルドン67%。


●夏の交通安全月間終わり、対前年度比18人死亡増

【スペイン マドリッド 2007年9月3日】
交通違反の点数制度が取り入れられてから17か月間、交通事故は減少(前年度比)していたが、その記録も8月の事故数で続かなくなった。昨年度の8月の交通事故による死亡者は250人だが、今年は7,2%上昇し268人となった。内務省および交通局では、8月の交通事故死亡者数増の原因を究明してゆきたいとし、また、いままでかなり事故数を減らしてきている点数制度を再評価。たとえば、シートベルト着用義務のインフォメーションが行き届き、2006年2月に運転手81,3%、助手席82,6%、後部座席51%のシートベルト着用割合が、2006年の7月では92,4%、93,4%、74,6%と増加。2006年の交通事故死亡者数2,135人中シートベルトをしていなかった人は29%の618人で、2005年の30%、2004年の33%と比較すると、徐々にではあるがシートベルト着用が命を助けることが国民の間に浸透してきていることを表している。今年の前半に交通事故で死亡した人の中で300人はシートベルトを着用していなかったことによるもの。 道路交通局では、9月3日から16日まで、交通局では「シートベルトを着用」をさらに徹底させるためにキャンペーンを行う。


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