イスラムの慣習である頭を覆うヴェールを公立校で認めるか否かで論議が起きている。きっかけは、ジローナの公立校に通う8才のモロッコ出身の少女が学校からヴェールを禁止された件に関し、カタルーニャ州政府が学校側にヴェール着用を認めるように求める判断を下したこと。ヴェール着用に関しては明確な規定はなく、各校の判断と校則による。この公立校では「差別のもととなる物の着用」を禁止しており、校長はヴェールがこれに当たると判断していた。カタルーニャ州政府がヴェール着用を認めたことで、ヴェール否定派からは「これが前例となり、今まで学校ではヴェールを着けないよう説得してきたことが無駄になる」という声が上がっている。一方で「ヴェールを着けている生徒も多いが全く問題はない」という現場の声も多い。また、「公立校では十字架も含めあらゆる宗教モチーフは禁止すべき」という意見も。カタルーニャ州政府は「今回の件は孤立したケースで、全体の問題ではない。規定は必要なし」という姿勢をとっている。 【スペイン バルセロナ 2007年10月4日】
スペイン全国が大雨に見舞われた2〜3日、セビージャ県アルカラ・デ・グァダイラでは市の中心を通る目抜き通りが深さ1メートル半を超える川と化し、女性2人が死亡、18人が負傷した。多数の車やゴミコンテナが流され、商店30軒余りが損壊。公共施設だけでも損害額は350万ユーロに上る。政府は同市を「自然災害被災区域」に指定し、賠償金を支給する。 【スペイン セビージャ 2007年10月4日】