リーガ・エスパニョーラの試合放映権を巡って、オーディオビスアルスポーツ (AVS:Canal+や有料TV放送Digital+を有するプリサ=ソヘカブレ社系列) 社とメディアプロ社 (無料放送のラ・セスタTV局系列) が繰り広げていた熾烈な争いにひとまず司法による決着がついた。事の発端は、今季リーガ開幕前にメディアプロ社が、2009年以降リーガ1部・2部リーグの38チームと独占放映契約を結んだと電撃発表したこと。今季2007-2008年度を含め、これまでリーガの放映権を牛耳ってきたAVS社はこれに激怒、「メディアプロ社に融資した5,800万ユーロを返還せねば、今季の試合は放映させない」と応酬した。つまり、2006年7月の両社合意により、今季もこれまで通りAVS社が放映権を持つ試合のうち人気試合を有料放映し、メディアプロ社には毎節1試合の放映を譲渡するはずだったが、これを打ち切るという態度に出たわけだ。メディアプロ社側では対抗して、今季の独占放映権も既得していたセビージャやバレンシア、ビジャレアルなどの試合を勝手に放映し、AVS社の有料生放送に甚大な損害を与えた。これに対し、AVS社ではメディアプロ社を相手取って告訴していた。マドリッド地方裁判所は、メディアプロ社に「AVS社の放映権に損害を与える行為を禁ずる」と言い渡し、今季はこれまで通り毎節1試合だけラ・セスタが無料放映できることとなった。 【スペイン マドリッド 2007年10月10日】
9日午後1時半頃、ビルバオでETA (バスク祖国と自由) がバスク社会党 (PSE) 市会議員の私設ボディガードの車に仕掛けた小型爆弾が爆発。ボディガード、ガブリエル・ヒネス氏が顔と手に重傷の火傷を負った。フアン・カルロス・ドミンゴ議員はバケーション中でビルバオにはおらず、車を運転していたヒネス氏は自力で炎上する車から脱出した。車は普段、ヒネス氏が警護の仕事の際に使っているものだった。ETAがドミンゴ議員を狙ったのか、あるいはヒネス氏を狙ったのかは明らかではない。爆弾は爆薬1キロほどで、車両のエンジン付近に仕掛けられていた。ETAがこのタイプの爆弾で個人を狙ったテロを行ったのは、2003年5月以来4年半ぶり。全国管区裁判所バルタサール・ガルソン判事によりETA幹部が次々に逮捕されていることに対し、ETAが報復・全面対決姿勢に入ったと見られる。 【スペイン ビルバオ 2007年10月10日】