モンクロアの首相官邸で16日午前、サパテロ首相とバスク州首長イバレチェ氏の2者会談が行われた。会談でサパテロ首相は、イバレチェ氏が来年10月に実施したいと発表したバスク民族自決を問う州民投票計画は認められないと拒否。一方、イバレチェ首長は計画は民主的で法的にも問題ないと主張した。同首長は会談後の記者会見で、「道のりはまだ始まったばかり。(首相の言う) 断固とした意志が対話拒絶へとつながらないことを願う」と固い表情でコメントした。一方、サパテロ首相は「先のイバレチェ・プランの二番煎じ」「実現もしなければ認められもしないだろう」と切り捨てた。 【スペイン マドリッド 2007年10月16日】
15日夜、ギプスコア県ロヨラの軍住宅に向かっていた軍曹が何者かに発砲され、肩に銃弾を受ける事件が起きた。この軍曹が病院で語ったところによると、何者かに正面から銃で狙われたが、相手の手を押さえつけようともみ合ってる間に発砲されたという。が、警察対テロ特別班によると犯人は2人組だったという説もあり、詳しい状況は明らかになっていない。銃弾は左肩正面から入り、背後に抜けたが、命に別状はないという。使われた銃は口径9ミリで、ETA (バスク祖国と自由) がよく使うタイプのものだが、バスク警察ではテロ以外の可能性も含めて捜査中。テロだとすると、9日に起きた社労党 (PSOE) 議員専属ボディガードに対する車両爆弾に続き2度目の殺人未遂となる。 【スペイン サン・セバスティアン 2007年10月16日】