今年5月、アルガルベ (ポルトガル) 沖でスペイン帝国時代の金貨・銀貨50万枚など財宝を発見、引き揚げたオディッセイ号 (米国オディッセイ・マリーン・エクスプロレイション社所有の海底探索船) のスターリング船長が、16日、スペインの治安警察によって命令不服従で逮捕された。オディッセイ号は春から大西洋の海底探索を続けており、エスクード金貨203枚、レアル銀貨1万枚、銀貨14.5トン、金や銅の延べ棒など、総額400万ドルは下らないと見られる財宝を発見した。オディッセイ社では探索開始前にスペイン文化省に共同探索を申し入れたが、文化省はこれを受け入れなかっただけに、財宝発見のニュースはスペイン政府の気に入らず、財宝の所有権を巡り司法も介入する事態になっていた。ラ・リネア・デ・ラ・コンセプシオン地方裁判所では船内捜索の令状を出しており、ジブラルタル港に留まっていたオディッセイ号がジブラルタル領海を出た途端に治安警察の海上パトロール艇が接近、船内捜索を行おうとし、これにすぐ服従しなかった船長を逮捕したわけだ。しかし、オディッセイ号側でも既にこういう事態は予測済みで、海底探索ロボットは解体済み、重要書類は見つからず、その上各国のジャーナリストまで招待して乗船させており、スペイン治安警察介入の一部始終がリポートされることになった。見つかった財宝は現在、フロリダ裁判所の保管下にある。 【スペイン マドリッド 2007年10月17日】
16日夜、セルビア共和国コソボ駐留中のスペイン軍兵士2人が死亡、2人が負傷する事故が起きた。4人の乗った軍車両が十字路でガソリンスタンドに衝突したと見られている。今回の事故で、外国駐留中のスペイン軍兵士死亡者数は1989年以降139人に上る。スペイン軍はNATO軍の一部として約500人がコソボ駐留中。 【スペイン マドリッド 2007年10月17日】