20日、高速鉄道AVEのトンネル工事で地盤沈下が発生、これによりバルセロナの鉄道RENFE近郊線3路線の他、主にバレンシア方面の中距離線や遠距離線の一部が影響を受け、運行休止や遅延が発生している。近郊線C2はガバ駅からバルセロナ市内方面が運行休止となり、代替バスが乗客をピストン輸送しているが、バス乗り場には長蛇の列ができている。空港線C-10もプラット=空港間は運行しているが、市内フランサ駅及びサンツ駅から空港行きは代替直通バスが運行。その他の運行している路線も10〜25分遅延しており、相次ぐRENFEの不手際には慣れっこになりつつある利用客も「通常料金を払っているのに、納得がいかない」と怒りの声を上げている。また、使えないRENFEに代わりマイカーの利用も通常より10%増加、渋滞が見られている。RENFEが通常の状態に復旧するには少なくとも1週間、最悪の場合1〜2ヶ月かかると見られている。当然、12月21日に開通予定だったAVEも大幅に遅れる見込み。 【スペイン バルセロナ 2007年10月22日】
スペインのフェルナンド・アロンソの優勝の可能性がかかっていたF-1世界選手権ブラジル最終戦、アロンソは3位に終わり、優勝はフェラーリのキミ・ライコーネンにさらわれた。マクラーレンに移籍した初年、活躍が期待されたアロンソだが、チーム内の不和や同僚ドライバー、ルイス・ハミルトンとの確執で足を引っ張られ、おまけにスパイ疑惑も浮上して「手と足をしばられて走っているよう」(アロンソ談) だった。スペインのメディアはもっぱらアロンソVSハミルトンの構図にばかり注目、ブラジル戦でスタート直後のカーブでハミルトンがコースアウトし8位、アロンソが3位につけると、「奇跡が起きた!」と勝ったような喜びようだったが、終わってみれば勝ったのはマクラーレンの内紛をよそに、チームメイト・マッサの後押しも受けて着実に実績を積み重ねてきたライコーネン。アロンソも「優勝タイトルに最もふさわしいのはライコーネン。マクラーレンは過ちを犯した。チームが僕をあまり助けてくれなかったことは秘密でも何でもない」と認めた。アロンソの故郷、オビエドでは何千人ものファンが広場に集まりアロンソを応援していたが、ハミルトンの失敗で溜飲を下げ、3年連続優勝がならなかった無念を晴らしていた。 【スペイン マドリッド 2007年10月22日】