アフリカのチャド共和国から児童103人をフランスに連れて行こうとしていたフランスのNGO「ノアの箱船」メンバー7人が児童誘拐及び詐欺容疑でチャド政府に拘束された。このNGOがチャーターしたバルセロナの飛行機会社ジルジェットのスペイン人乗務員7人も共犯として拘束されている。「ノアの箱船」は、児童らは紛争の続くスーダン・ダルフール難民の孤児で、「子供たちを死から救う」ために難民としてフランスへ連れて行こうとしていたと説明。しかし、チャドのデビー・イトゥノ大統領は、子供たちはダルフール孤児ではなく、臓器移植目的で誘拐されようとしていたとしてNGOを糾弾。同国のバシール内務相も、「ノアの箱船」がビザや書類を偽造していたとして、チャドで裁判を受け、服役する可能性が高いと述べた。UNHCR(国連難民高等弁務官)事務所では、児童103人の出身地は定かでないが、家族がいる可能性が高く、病気でもないとしてNGOの主張は虚偽としている。フランス政府も今回の件を「違法で許し難い」とし、容疑者らのフランスへの引き渡しは求めない意向。スペイン人乗務員らについては、在スペイン・チャド名誉領事のハビエル・ナルト氏は、「チャド政府はスペイン人乗務員らがNGOとは無関係と理解しており、処分についても楽観視している」と話している。スペイン政府では、在カメルーン・スペイン領事のビセンテ・マス氏を現地アベシェに派遣、モラティノス外相もチャド政府とコンタクトを取っている。 【スペイン マドリッド 2007年10月30日】
スペインは世界でも長寿国の1つ。スペイン統計局 (INE) によると、スペイン人の男女平均寿命は80.23才 (2005年度調査)。1996年からの10年間で平均寿命が2才伸び、2001年度79.44才からさらに伸びて、80才代の大台に乗った。特に女性の平均寿命は83.48才と、フランス (83.82才) に次いでEU2位。世界的に見ても、この両国を上回るのは日本だけ。スペイン人男性の平均寿命は女性より約6年短く、76.98才。 【スペイン マドリッド 2007年10月30日】