マドリッド市庁舎が、4世紀にわたって拠としていたビリャ邸 (ビリャ広場) から、シベレス広場のパラシオ・デ・コムニカシオネス (旧中央郵便局) へ引っ越しした。新市庁舎となったこの建物は20世紀初頭に建てられた壮麗な宮殿風。内部は現代的に改装が行われ、アルベルト・ルイス・ガジャルドン市長が使う市長室はアルカラ通りに面した4階にあり、78平米の広々とした空間はミニマルなインテリアとなっている。改装工事は第一期が終了したのみで2009年まで続けられる。このため、今回引っ越したのは市長室、副市長室、広報部などで、市議会は2009年までビリャ邸で行われる。新市庁舎改装に当たっては、マドリッド市役所は国家にサン・チナーロの土地や市中心部の建物数軒3億6,000万ユーロ相当を引き渡す代わりにこの建物を市の所有とした。さらに費やされる改装費は7,700万ユーロ。市庁舎建物の4割はホールや展示会場など一般向けスペースとして使われる。 【スペイン マドリッド 2007年11月6日】
イベリア半島に生息し、絶滅が危ぶまれているスペインオオヤマネコが、初めて生息数増加に転じたことが確認された。1960年には約5,000匹はいたと見られるスペインオオヤマネコは減少の一途をたどり、2005年の生息数はわずか150匹で生息地域はアンダルシア州のみに限られていた。しかし、2007年度の調査では個体数215〜265匹に増加、うち15匹はカスティージャ・ラ・マンチャ州にも生息していることが確認された。今年度に生まれた野生のスペインオオヤマネコは44匹。さらに、ドニャーナ国立公園で2005年に初の飼育繁殖を成功させて以来、同公園とハエンの飼育センターで計37匹が生まれている。2010年には飼育繁殖数60匹となる見込みで、その暁には飼育したスペインオオヤマネコを野生環境に戻す試みが始められる予定。 【スペイン セビージャ 2007年11月6日】