今週末、民衆党(PP)は「政治会議」を開催。党大会さながらの大規模な会議で、マリアノ・ラホイ首相候補は来年の総選挙に向けて減税などの選挙公約を発表した。主なものは、個人所得税支払い義務免除を年収9,000ユーロから16,000ユーロに引き上げ(PPによると約7百万人が対象となる)、収入を問わず働く母親に対する減税、3歳児までを対象とする公立保育所の充実など。また、自治制度の見直しを含む憲法改正を掲げている。 この会議にホセ・マリア・アスナル元首相は出席せず、アスナル元首相の影でカリスマ性の欠如が指摘されてきたラホイ氏のイメージアップの意図もあったようだ。 【スペイン マドリッド 2007年11月19日】
エチオピアで活動する非政府組織「グローバル・インファンティル」代表ヒル・ロサダ氏に、幼児虐待の疑いがもたれている。同組織は、アディスアベバに建設した施設に現在159人の身寄りのない子供たちを収容しているが、ロサダ氏が子供たちに厳しい体罰を与えているうえ性的虐待の疑いがあるとして、関係者が全国管区裁判所に提訴、フェルナンド・グランデ・マルラスカ判事がこの件を受理した。ロサダ氏は事実関係を否定している。同組織には、外務省傘下のスペイン国際協力機関から約13万ユーロの助成金が支給されていた。 チャドから100人あまりの子供たちを不法に連れ去ろうとしたとしてフランスのNGO「ゾーイの方舟」が問題となったばかり。ANESVADやINTERVIDAの横領事件も発覚しており、再びNGOの信頼性が問われることになりそうだ。 【スペイン マドリッド 2007年11月19日】