ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領は、スペイン国王フアン・カルロス1世が謝罪するまではスペインとの外交関係を凍結すると語った。チリで行われたイベロアメリカ会議で10日、アスナル前首相をファシストと呼んだチャベス大統領に対して、撤回を求めるサパテロ首相の発言をチャベス氏は何度もさえぎった。見かねた国王がチャベス氏に向かって「黙ったらどうだ?」と言ったのが発端。外交関係の正常化を図る政府に対して、PPなどはベネズエラ駐在大使を呼び寄せるなど強い態度に出るべきと批判していた。ベネズエラでは日曜日に憲法改正の国民投票を控えているため、チャベス氏の言動は、国内における支持者動員をねらったものとの見方もある。当地のスペイン企業は、チャベス氏の真意を測るのは困難であり、静観するべきとの見方だ。チャベス氏は、政府とFARCを仲介するチャベス氏の役目は終わったとするウリベ大統領に対して、コロンビアとの外交関係も凍結する意向であることを告げている。 【スペイン マドリッド 2007年11月26日】
日曜日、社会労働党(PSOE)フエンラブラダの集会で、ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相が正式に2期目の首相候補として名乗りを上げた。約7,000人の支持者、閣僚やフェリペ・ゴンサレス氏など党の重鎮が見守る中、ソンソレス・エスピノサ夫人とともに壇上に上がったサパテロ氏は、「政治的・社会的な共生を取り戻すために、より多くの議席が必要だ」と支持者の動因をうったえた。また、ソルベス経済大蔵相に対して「(ソルベス氏は)経済大蔵相となるべく生まれてきた。皆が続けて欲しいと願っている。」とラブコールを送った。ソルベス氏はサパテロ首相の依願を受けて、3月の総選挙でPSOEが勝利した場合、経済大蔵相続投の意志を固めている。 【スペイン マドリッド 2007年11月26日】
「女性に対する暴力撲滅の国際デー」となった25日、スペイン各地でDV撲滅を訴える集会が開かれた。2007年、スペインで夫や恋人の手で殺害された女性は69人にのぼる。このうち、なんらかの保護措置がとられていたのは13人だが、その半分は犠牲者の同意により、犯人が措置を破っていた。集会では、より有効な措置を求める声が多く聞かれた。PPアナ・パストール氏は、接近禁止違反に対する罪を重くするよう刑法を改正すべきと語っている。 【スペイン マドリッド 2007年11月26日】