AVE敷設工事の影響を受け10月20日から運休しているバルセロナ近郊線が、12月1日に復旧する見込みだ。現在、代替運行しているバス約300台のサービスは継続されるが、5日以降、随時削減される予定。近郊線乗車料金は、AVEバルセロナ開通まで無料だ。 AVEバルセロナ到着の時期は未定。現在、最大の争点となっているのは、AVEでバルセロナとジローナを結ぶために必要なサンツ駅とサグレラ駅間の工事だ。この間の工事はまだ発注されておらず、自治州政府は勧業省に説明を求めている。この区間はサグラダ・ファミリアのすぐ近くを通るため反対の声が大きく、勧業省は、まず近郊線の問題を解決し、AVEをバルセロナまで開通させるのが先決と話している。昨日国会では、バルセロナでの近郊線運休を受けて提出されたマグダレナ・アルバレス勧業相に対する辞任要求決議案がわずか3票差で否決された。 【スペイン マドリッド 2007年11月28日】
欧州環境庁が作成した2010年温室効果ガス(CO2など)排出量予想によると、EU(拡張前の15カ国)はこの排出量を2010年までに7.4%減少(1990年比)させ、2012年には11%減少(京都議定書での目標は‐8%)を達成する見込み(排出量取引、植林を考慮した数字)。ただしスペインは14%の増加が予想され、目標達成は難しい。他にイタリア(+0.5%)とデンマーク(+2%)が目標に達しないことが予想されるが、スペインの成績は飛びぬけて悪い。 この報告書は2005年までのデータが用いられているため、最近の政策は考慮されていない。また、スペインの一人当たりCO2排出量は優良国に数えられるというが、欧州委員会ディマス環境委員は、目標未達成は違反と見なされる可能性もあると語った。 【スペイン マドリッド 2007年11月28日】