交通局は、オートバイによる交通事故防止のため法改正を進めている。10日、アルフレド・ペレス・ルバルカバ内相は、2008年より小型オートバイの運転免許取得最低年齢を現在の14歳から15歳に引き上げることに加えて、新たにA2免許を創設する意向であることを語った。現在、16歳で取得可能なA1免許(125ccまで)と18歳以上で二輪全般の運転資格が得られるA免許とがあるが、この間に18歳から400ccまでの二輪運転資格が得られるA2免許を創設する。A免許を得るためには、A2免許で2年間の経験が必要だ。この措置により、小型オートバイから大型オートバイへの急な移行を防ごうとしている。二輪事故による死者は、交通事故による全死者数が減少傾向にあるのと対照的に、今年11月までに408人を数え、すでに2006年通年の死者を98人(31.6%)上回っている。ただし、事故死者の88%が500cc以上のオートバイを運転していたこと、死者の平均年齢が上昇していることなどから、これらの措置の有効性が疑問視される。 また、2010年までに政府は3,000万ユーロを拠出し、各県と合同でガードレール交換を進める。現在一般的に敷設されているガードレールは、二輪運転者には非常に危険であることが指摘されてきた。この措置で、2010年までに約2,000kmのガードレールが交換される見込み。 【スペイン マドリッド 2007年12月11日】
2008年度予算案が、10日、上院でCiUの提案により、ERC、PP、カナリア党、EAの反対票により否決された。CiUは、住宅政策に関連する項目において、住宅省がカタルーニャ州の管轄を侵害することを理由としている。PSOEによると、政府はカタルーニャ州政府(PSC、ERC、ICV)と交渉し、同州への投資額約43.5億ユーロを計上しており、カタルーニャ州への投資額としてはこれまでで最高額であると説明。PSOE広報のセグンド・ブル氏は「予算とは関係のない理由により、これらの投資に反対することについて、(CiUは)カタルーニャの人々に説明する必要があるだろう」と語った。上院では、さまざまな修正案について党間で交渉が行われ、最終的な国家予算に組み込まれるのが慣例だが、この否決により修正案を盛り込む可能性は失われた。今後、予算案は再び下院に送られ、ここで過半数が得られれば承認される。国家予算案が上院で否決されるのは、2004年に続き2回目。 【スペイン マドリッド 2007年12月11日】
クリスティーナ・キルチネル大統領就任式に出席するためブエノスアイレスに赴いたフェリペ皇太子は10日、ネストール・キルチネル前大統領主催の晩餐会に出席。ここで、ベネズエラのチャベス大統領と簡単な挨拶を交わした。先月のイベロアメリカ会議で、フアン・カルロス1世がサパテロ首相の発言をさえぎるチャベス大統領に向かって「黙ったらどうだ?!」と言ったのをきっかけに、チャベス大統領がスペインとの外交関係凍結を宣言。その後の両国の出方が注目されていた。 この機会に、外務省南米担当のトリニダ・ヒメネス氏がチャベス氏と非公式に対談し、両国の関係正常化を願うスペイン側の意思を伝えた。ヒメネス氏によると、チャベス氏はフランクな調子で対話に応じたという。 【スペイン マドリッド 2007年12月11日】