17日午前1時、ビルバオ近郊のセスタオで裁判所入り口に仕掛けられた爆破装置が爆発。0時10分にETAの名で爆破テロを予告する電話があったため、バスク州警察が付近にいた人々を避難させ、けが人は出なかった。 これに先立ち、15日、バスク独立主義勢力に近いGara紙のデジタル版にETAの声明文が掲載され、12月1日二人のグアルディア・シビルが犠牲になったテロの犯行を認め、「どこであろうと」今後もスペイン軍・警察に対するテロ活動を続ける意思を明らかにした。 【スペイン マドリッド 2007年12月17日】
2008年度予算案の上院での審議において、CiUが住宅政策に関連する項目について提案した拒否権が、PP、ERCらの137票で可決されたのを受けて、20日、下院で再度、予算成立に向けて投票が行われることになった。上院で否決された予算案の成立には、下院での絶対過半数、176票が必要だ。PSOEは他党との折衝を重ね、今のところPNV(バスク自治州予算をPSVが支持)7票、BNG2票、アラゴン党1票、PPからの離反者2票に加えて、5票を持つIUが予算案支持にまわることを明らかにした。IUのガスパル・リャマサレス代表は、IUの努力により計上された社会福祉関連予算を無駄にしないためと説明している。それでも賛成は181票で、票数は拮抗しているため、PSOE首脳部は閣僚を含む全下院議員に予定を変更してでも予算案決議への出席を促すなど票の確保に躍起だ。 予算が成立しない場合、2007年度予算を定める法律が延長されるため、08年度予算案に計上されているさまざまな社会福祉政策(新生児への一時給付金、住宅賃貸助成金など)や、公共投資の実現が危ぶまれる。CiUは、住宅政策関連予算への反対を表明しただけと説明しているが、結果として、予算全体の成立を危うくし、カタルーニャへの公共投資42億ユーロあまりが宙に浮く可能性も出てきた。PSOEロペス・ガリード氏は、「選挙が近くなければ、今日反対している政党も喜んで賛成票を投じるだろう」と語っている。 【スペイン マドリッド 2007年12月17日】
訪仏を終えたカダフィ大佐が、15日、セビーリャに到着。あくまでも非公式な訪問であり、月曜日に予定される国王やサパテロ首相との公式会見までは外交関係者も予定を伝えられていなかったという。スペイン在住のイスラム教共同体や労働組合との会見などは行われなかったが、15日には、ホセ・マリア・アスナル前首相夫妻を晩餐に招き、16日には、突然、マラガを訪れ周囲を驚かせていた。 ヨーロッパ各地を歴訪したカダフィ大佐は、Libyan Corporation Investment and Developmentと各国の主要建設業者との合弁会社を設立し、リビア国内のインフラ充実を目指している。全体の投資は500億ユーロにのぼる概算だ。スペインではSacyl Valleherumoso社が資本金60%を出資し、Licco社(資本金900万ユーロ)を設立している。 【スペイン マドリッド 2007年12月17日】