ETAの周辺組織KAS‐EKINのメンバー47人に対して、昨日、全国管区裁判所は、テロ組織への所属などのかどで、合計500年以上を言い渡した。 この判決で、全国管区裁判所アンへラ・ムリーリョ裁判長らは、KASおよびその後継団体であるEKINは、ETAを支援するばかりでなく、ETAの中枢に位置するという判断を下した。ETAは武装部隊だけから成るのではなく、政治的組織KAS、EKIN、国際関係組織XAKI、マスメディアのEgin紙などさまざまな組織から構成されるという全国管区裁判所バルタサル・ガルソン判事やエンリケ・モリーナ検事らの判断を支持する判決だ。また、新聞Eginについて、その最後の編集長シャビエル・サルテギ容疑者らは、1992年に行われたETA主要メンバーとの会見を経て指名され、以来、Egin紙はETAに従属するメディアとして、ETAメンバーの情報交換に使われていたと判断した。 【スペイン マドリッド 2007年12月20日】
18日上院で、10月から11月にかけてのバルセロナ鉄道交通網麻痺の責任を追及し、PPにより提案されたマグダレナ・アルバレス勧業相に対する罷免要求決議案が、PPの賛成120票、PSOE、PSC、PNVら反対116票と、僅差で可決された。先月、下院で提出された罷免要求決議案は、僅差で否決されている。 カタルーニャ州議会において同じ決議案に賛成票を投じたカタルーニャ地方政党ERC、CiU、ICVは棄権。ICVは、前PP政権のフランシスコ・アルバレス・カスコス元勧業相がバルセロナAVE建設を2004年までとしていたこと、問題の起こったAVE敷設区間は、カスコス勧業相の元で承認されたことなどを挙げ、CiUははカタルーニャ憲章に対する憲法裁判所への訴えを取り下げるよう要求した。 政府には、国会での決議を実行する義務があるのが建前だが、実際には、政府の意向次第というのが現状だ。 【スペイン マドリッド 2007年12月19日】