総選挙に向けて、PPマリアノ・ラホイ首相候補は、外国人に対して、居住許可を更新する際に「移民融合契約」に署名することを義務付けることを公約に掲げた。ラホイしによると、この「契約」により、スペインに居住する外国人は「法律を遵守し、スペイン人の習慣を尊重し、言語を学習し、納税し、スペイン社会に融合するため積極的に働き、職が見つからない場合は帰国すること」を約束し、国は外国人に対して「スペイン人と同様の権利と福祉を保障」し、「その融合を助け、スペインの法律に反しない限りその宗教と習慣を尊重する」ことを約束する。 2004年にフランスで当時内相だったサルコジ大統領により導入された制度によく似ており、フランスではこの「契約」に反した場合、外国人は国外退去を命じられる。ラホイ氏も「契約」は法的効果を持つと説明していることから、外国人法の改正が必要となることが予想される。しかし、記述のスペイン人の習慣を例にとると、ラホイ氏は、女性に対する割礼の禁止、男女平等などを挙げているが、いずれも既に現行法に規定されており、サパテロ首相は外国人に要求されるのはスペイン人と同じように法を遵守することだけと、ラホイ氏の提案を批判している。 【スペイン マドリッド 2008年2月7日】
5日のANVに続き、6日、ガルソン判事はバスク共産党(PCTV)の党首ほか首脳部二人に対して、テロ組織への協力の疑いで逮捕を命じた。これにより、ANV同様、PCTVに対しても数日のうちに活動停止命令が出されるものと予想される。 【スペイン マドリッド 2008年2月7日】
ナバラ州ムティルバ・アルタで起こった母親による無理心中事件が、スペイン社会を震撼させた。6日朝、母親(40歳)は3歳、7歳、12歳、14歳の4人の子供に精神安定剤を飲ませた後、ガレージで車の排気ガスを吸い込んで自殺を試みた。午前9時過ぎ、家族の通報により警察が駆けつけた時には、3歳と7歳の子供は既に死亡、12歳と14歳の子供は意識不明の状態で床に横たわっており、母親は、ガレージで一酸化炭素中毒による意識不明の状態だった。いずれも、首などに刃物による浅い切り傷があったという。母親と子供二人は病院に運ばれ治療を受けており、回復に向かっている。 母親は現在、離婚手続きを行っており、最近はうつ病の治療を受けていた。 【スペイン マドリッド 2008年2月7日】