2月4日に、司法機関の管轄が自治州に委譲されていないカスティーリャ・イ・レオン、カスティーリャ‐ラ・マンチャ、ラ・リオハ、アストゥリアス、ムルシア、バレアレス、エクストレマドゥーラの7州で、法務省管轄下の公務員がストライキに入って以来、特に出生届の受理に大幅な遅滞が起きている。出生届や死亡届を受理する登録局では、最低限のサービスしか行われておらず、しかも、死亡届が優先される(死亡届を提出しなければ埋葬することができない)ため、出生届や婚姻届の手続きは後回しにされるのが現状だ。特にストの影響が大きなエクストレマドゥーラ州では、1,600件の手続きが滞っているという。また、裁判にも大きな影響が出ており、労働組合によると、ストは3万件の裁判に影響し、スト後の正常化には数ヶ月を要するものと予想される。組合側は、総勢10,500人のうちスト参加率は90%と発表。法務省は50%ほどと発表した。 今日、組合と法務省の間で4度目の話し合いが行われる。労組側は、すでに司法機関の管轄が委譲されている自治州と賃金を均一化するため、月平均200ユーロの賃上げを要求している。 【スペイン マドリッド 2008年2月20日】
音楽産業が危機的な状況にある。2007年のCD売上げは、前年比23%も落ち込んだ。ほんの3年前、CDが発売直後に売上げトップ10に入れば、第1週目の売上げが5万枚を下ることはなかったが、今では、一部の例外を除いて、1万枚に達すれば御の字だという。最近、スペインの音楽製作会社協会Promusicaeは、CD売上げ枚数の公表をしなくなった。Promusicae代表のアントニオ・ギサソラ氏は「(売上げ順位には)改竄はありません。…ナンバー1は、常に最もCDを売ったミュージシャンです。ただ、売上げ枚数は少ないので公表しないだけです。」と語った。 【スペイン マドリッド 2008年2月20日】
19日、コンプルテンセ大学ソモスアグア・キャンパスで、講演を行ったUPD代表ロサ・ディエスに対して、極左団体に関係する学生50人が「ファシスト!大学から出て行け!」などと叫びながら講演を妨害しようとした。次の総選挙に立候補する女性候補者がこうした妨害行為の被害にあうのはこれが3人目だ。 先週には、PPバスク代表のマリア・サン・ヒル氏が講演を行ったガリシア州サンティアゴ大学で、ガリシア独立主義団体の学生から「PPを非合法化しろ!」「PPこそテロリストだ!」などと中傷され、講演を妨害された。さらに、18日にはポンペウ・ファブラ大学で講演を行ったPPドロレス・ナダル氏が、カタルーニャ独立主義団体の関係者により講演を妨害されている。 【スペイン マドリッド 2008年2月20日】
PSOEとPPの合意により、2月25日と3月3日に行われるサパテロ‐ラホイTVディベートの詳細が決まった。 25日のディベートの進行役を務めるのは、1993年にフェリペ・ゴンザレス首相とホセ・マリ・アスナルPP党首のディベートも経験したマヌエル・カンポ・ビダル氏。3日は、オルガ・ビサ氏。Ifema(マドリッド見本市会場)と、カンポ・デ・ラス・ナシオネス・コングレス・センターを会場に、アカデミア・デ・テレビシオンがディベートを製作する。座る位置は、1回目のディベートでは視聴者から見て右にサパテロ首相、左にラホイ氏、2回目はその逆となり、発言の順番は、1回目がラホイ氏から、2回目がサパテロ首相から始まることに決まった。放映時間は22:07-23;45。23時頃、1回のCMによる中断をはさんで、90分間のディベートが行われる。 ディベートは、希望するTV局はすべて放映できるが、テレシンコとアンテナ3は、地上波での放映は見送る方針を表明。アンテナ3は「ただの中継局にはなりたくない」と理由を説明した。ただし、どちらもWEBページではディベートを生中継し、アンテナ3は南米向けの国際チャンネルでは放映する予定だ。 【スペイン マドリッド 2008年2月20日】