今日の夜10時から、IFEMAを会場にカンポ・ビダル氏の司会により、サパテロ首相とラホイPP首相候補のTVディベートが行われる。21:15ラホイ氏会場着、21:25サパテロ首相着、その後、22:03にディベートが始まり、11時ごろ6分のCMをはさんで23:45分までディベートは続く予定だ。PSOEとPPは話し合いを重ね、時間配分、司会者の役割、ステージの素材や色、テーブルや椅子のデザイン、照明の強さや室温、カメラの位置やクローズアップの時間など、微細に渡り50あまりの条件が決められた。 両者ともに、ディベート対策に怠りはなく、サパテロ首相はルバルカバ内相、カルデラ労相など党内の側近でチームを作りディベートに向けて準備を進めてきた。他方、ラホイ氏はアスナル前首相にも助言を行ってきたペドロ・アリオラ氏の助言をもとに、側近のソラヤ・サエンス・デ・サンタマリア氏率いるチームが細かな準備を行っているという。 地上波はTVE-1、クアルト、ラ・セクスタ、および諸地方局が放映予定。ラジオやインターネットでも視聴が可能だ。 【スペイン マドリッド 2008年2月25日】
選挙戦が公式にスタートした22日から、スペインでは全土でテロ厳重警戒体制が敷かれている。22日に会見したアルフレド・ペレス・ルバルカバ内相は「残念ながら、総選挙前にETAは殺人を犯そうとするだろう」と語り、警察および軍が、主要交通機関、発電所、領空の監視を強化することを発表した。また、各政党の事務所や集会会場、スポーツイベントなど、人々の集まる場所での監視も強化される。 今回の警戒体制は、2005年3月に承認されたテロ防止プランによっており、強度レベル3の最厳重警戒体制にある。警戒体制レベル3はこれまでに、ETAのテロが相次ぎ、イスラム過激派のテロ計画も明るみに出た2004年から2005年にかけての年末年始と2005年7月ロンドンでのイスラム過激派による大規模なテロの後に敷かれたことがある。最近では、2007年2月に3・11マドリッド連続列車爆破テロの公判開始とともに、警戒体制レベル2が敷かれていた。 こうした中、23日、ETAはビルバオに近い山中に3.5kgの爆発物からなる爆破装置を設置。この装置には人の動きを感知する起爆装置が使われていたことから、このテロはバスク州警察の爆発物処理班殺害が目的だったことが明らかとなった。 【スペイン マドリッド 2008年2月25日】