25日に行われたサパテロ首相、ラホイPP首相候補のTVディベートは、全国の地方局も合わせて27局で放映され、視聴者は13,043,000世帯(59.1%)にのぼった。ディベートを放映した地上波のシェアは、TVE-1:61.6%、クアトロ:18.1%、ラ・セクスタ:10.2%、その他:10.1%だった。最も視聴者の多かった時間帯は、ディベート開始後30分たった、22時38分で、全国で15,081,000世帯が移民対策などについて語るラホイ氏を見ていた。 ちなみに、15年前のF.ゴンサレス‐J.Mアスナル討論の視聴者は1回目9,662,000世帯、2回目 10,524,000だった。 【スペイン マドリッド 2008年2月27日】
26日、一日に各地で4人の女性がDVの犠牲となった。マドリッドではボリビア出身のラウラさん(22歳)が、やはりボリビア人の29歳の恋人にナイフにより殺害された。犯人から犯行を告白された家族が警察に通報し、犯人は逮捕された。エル・プエルト・デ・サンタ・マリア(カディス県)では、マリア・ビクトリアさん(49歳)が56歳の元夫に、口論の末、ナイフで殺害された。その場にとどまっていた犯人を、警察が逮捕している。犯人は11月にマリア・ビクトリアさんから脅されているとして、訴訟を起こしていた。クリェラ(・・県)では、カフェにいたビルマさん(45歳)を、車で乗り付けた58歳の元夫がリボルバーで殺害。元夫はカフェにいた人々に取り押さえられ、逮捕された。ビルマさんは1月に脅しにより元夫を訴えており、元夫には4ヶ月の禁固刑と接近禁止が言い渡されていた。午後7時ごろ、バリャドリッドでは、マリア・ホセさん(55歳)が58歳の元夫に、ライフルで殺害された。元夫は友人宅を訪れようとしたマリア・ホセさんを、自宅の窓から射殺、その後、通りに下りてさらに発砲したという。マリア・ホセさん殺害後、犯人は自宅に火を放ち自殺した。 DV被害者の統計が始まってから、1日に4人もの犠牲者がでたのは初めてのこと。2008年に入って、犠牲者は17人を数え、昨年同日と比べると4人多くなっている。 【スペイン マドリッド 2008年2月27日】
26日、マドリッドとエクストレマドゥーラ州をつなぐ高速道路A-5で、トラックを含む78台の車を巻き込む玉突き衝突事故が起こった。事故が起こったのは、A-5マドリッド方面行き31km地点。最初の追突事故に続いて、3kmにわたって次々に車が衝突した。朝10時ごろ、この付近では濃霧が発生し、視界は数メートルしかなかったという。幸い犠牲者はなく、重症2人、軽症54人だった。 この事故により、A-5マドリッド方面行きは不通となり、午後1時に復旧した。 【スペイン マドリッド 2008年2月27日】
プラド美術館に所蔵されるゴヤの代表作『1808年5月3日、プリンシペ・ピオの丘での銃殺』と『1808年5月2日、エジプト人親衛隊との戦闘』が、対仏独立戦争200周年を機に修復されている。仏軍に対するスペイン民衆の抵抗を描いた2作品は、どちらも内戦中、1938年にプラド美術館から搬出され、バレンシア、バルセロナなどを経てジュネーブへ運ばれた際にかなりのダメージを受けており、これが、初めての大規模な修復作業となった。 2作品とも、洗浄され、古くなったニスが取り除かれるとともに、『5月2日』は、損傷前の写真などを元に欠けている2つの像が復元され、『5月3日』は、内戦中の搬送時にできた3メートルにわたる溝が、当時の修復除去後、新たに補強された。この修復で、『5月2日』の画中、地面に落ちたナイフの刃に書かれた、ゴヤ独特の「G」大文字始まるサインなど、新たな発見が多々あったという。 2作品とも、4月14日から7月13日までプラド美術館で開催される『ゴヤと戦争のとき』展で、修復後はじめて展示される予定だ。 【スペイン マドリッド 2008年2月27日】