2007年のサン・フェルミン祭で、牛追いに10歳の子供を参加させたことから、親権義務違反に問われていた父親に対して、パンプローナの裁判所は無罪の判決を下した。牛の前を走る父子の写真は、エル・ムンド紙に掲載され、これを見たフエンラブラダ(マドリッド州)の裁判所がただちに父親の面会期間を停止し、子供を母親の元に返すことを命令、以来、父親の面会権は6ヶ月間停止されていた。父親は、牛追いの終わりを告げる爆竹の音を聞いてから、牛追いの柵の中に入ったと説明。写真に写っている牛はお牡牛の後ろから走ってくる先導牛であり、危険はなかった。また、写真のアングルにより牛と接近しているように見えるが、実際は牛からかなり離れて数メートル走っただけと話している。 【スペイン マドリッド 2008年2月29日】
28日、プラド美術館の拡張部分で、電圧の低下に伴い空調装置にトラブルが発生し、一時、展示室を閉鎖する事態となった。美術館長ミゲル・スガサ氏によると、午後1時半ごろ、天井を走る空調管に水滴がついているのが発見されたため、予防措置として、室内が絵画の保存に適した湿度になるまで、一時的に展示室を閉鎖することを決めた。絵画に危険が及ぶことはなかったという。閉鎖された3室のうち、1階にある2室は昨日5時半に再び見学可能となったが、湿度の上昇が著しかった2階の1室は閉鎖されたまま、ここに展示される40点の絵画のうち20点あまりがはずされ、地下の保管庫に移された(本日は通常開館)。 絵画の展示に適した湿度は、室温が21から23℃で、50から55%でなければならないが、昨日は60%まで達したという。 昨日、展示室の閉鎖に伴い退室を余儀なくされた見学者には無料入場券が贈られ、閉鎖後の美術館入館者は入場無料となった。 【スペイン マドリッド 2008年2月29日】