バダホス県ミランディリャ(人口1,400人)に住む一家族が、村中を恐れさせている。住民によると、夫婦と子供6人(うち4人は未成年)から成るモリーナ一家は、10年前からミランディリャに住んでいるが、住民との交流は一切なく、逆に、住民に対して罵声を浴びせたり、バイクに乗って子供たちの近くで危険な行為をしたりと、問題は絶えなかった。住民は、彼らを恐れて、子供たちを外で遊ばせなかったという。 こうした状況に疲れた住人たちが、15日の土曜日にモリーナ家族に対する抗議集会を召集すると、翌日曜日にはモリーナ家族が住人に報復し、車に石を投げたり、女性に暴行を加えた。このため、住人は再びモリーナ一家の家の前に集合。これに対し、一家は22口径の拳銃と猟銃を発砲し、3人に軽症を負わせた。その後、猟銃を持って集会に向かう住人もあったが、グアルディア・シビルに抑えられ、騒ぎはいったん収まった。 グアルディア・シビルは、モリーナ一家を逮捕し、未成年者はその家族に引き取られているが、住民は、一家の拘禁期間が終わり、村に戻ってきた時の反応を恐れている。 グアルディア・シビルは、七日間24時間警備体制を敷いた。 【スペイン マドリッド 2008年3月18日】
17日朝7時半ごろ、バルセロナのラ・ベルネダ地区にあるアパートメントで爆発が起こり、隣家の台所にいた3人が死亡し1人が重症を負った。爆発は、アパートメントに住んでいた50歳台の精神疾患のある女性が故意に起こしたものと見られており、バルセロナ州警察は女性の行方を探している。 女性には、アパートメント退去の司法命令が出ており、17日朝9時半には強制退去される予定だった。女性はアパートメントの賃貸料を滞納しており、2月20日までに退去するよう司法命令が出ていたが、女性はこれを拒否。地元の新聞に、自身の窮状をうったえる手紙を送っていた。 【スペイン マドリッド 2008年3月18日】
DNA分析をもとに、イベリア半島に生息するヒグマは、遺伝子的に欧州他地域の熊と孤立し、遺伝的多様性が低いと、研究グループが発表した。 研究グループは、8万年前までさかのぼりイベリア半島に生息した熊、および現在生息している熊30頭のDNAを分析。古くイベリア半島に生息していた熊には、ロシアや東欧を含め、ヨーロッパに起源を持つ遺伝子が存在したことを発見し、カンタブリア山系に生息する熊の遺伝的孤立状態は最近のこと(数百年)であると発表した。ヒグマは、古くはイベリア半島全域に生息していたが、人間の活動により生息地を奪われ、1世紀ほど前からカンタブリア山系に孤立、現在は200等足らずまで減ってしまった。この結果、現在生息する熊は遺伝的多様性に乏しく、種の存続も危機に瀕しているという。 解決策として、ピレネー山中に生息するヒグマと同じように、欧州他地域の熊を導入する方法が考えられるが、この保護策には、「純粋種の保護」という観点から批判が根強い。しかし、この研究グループは、一般に受け入れられている、18,000前の氷河期にもイベリア半島の熊は孤立した状態にあったという説を否定しており、「孤立したことのない熊を、なぜ孤立状態で保護しなければならないのか」と疑問を投げている。 【スペイン マドリッド 2008年3月18日】
マドリッドのシルクロ・デ・ベリャス・アルテスで、4月27日までスペイン・デザイン展が開催されている。 展示作品17点は、調理具、清掃具、靴、工具、信号…。その用途はさまざまだ。スペインでもZARAやCamperなど、デザインを取り入れる企業は徐々に多くなってはいるが、その数はまだ控えめだ。イタリア製デザインがもてはやされた80年代。その後、バルセロナのデザイン界が活性化し、そしてIkeaが「デザインを民主化し、コスト削減に貢献しました」と、展覧会キュレーターのオリオル・ピベルナット氏は語る。最近の傾向は、日本的なシンプルさとスカンジナビア諸国の影響を受けた、シンプルでありながら目を惹くデザインだという。詳しくはwww.circulobellasartes.com 【スペイン マドリッド 2008年3月18日】