ウエルバで5歳のマリ・ルスちゃんが誘拐され、遺体で発見された事件に関連して、サンティアゴ・V・G容疑者は、これ以前に、自分の娘に対するわいせつ罪により禁固刑を言い渡されていたにもかかわらず、一連の手続きミスにより判決が執行されず、刑務所に収監されていなかったことがわかった。 サンティアゴ容疑者はこれまでに、未成年者へのわいせつ罪や公文書偽造罪など合計9件の罪に問われており、このうち、2002年には、セビーリャの裁判所で、自身の娘への猥褻行為に対して有罪判決を受け控訴。2005年12月にアンダルシア州高等裁判所は第一審の判決を支持し、2年9ヶ月の禁固刑を言い渡していた。しかし、裁判官のミスで刑は執行されず、その後も、サンティアゴ容疑者は2006年に未成年者へのわいせつ罪の疑いにより訴追され、裁判が進んでいるが、15日おきに警察に出頭することを条件に保釈されていた。 サンティアゴ容疑者に対する刑執行を命令しなかったセビーリャ裁判所刑事法廷ラファエル・ティラド裁判官は、以前にも幼児虐待に関する裁判において手続き遅滞を問われ罰金を科せられた経緯があった。一方、こうしたミスの防御策がないことが問題となっており、全国司法評議会(CGPJ)は調査を開始している。 サパテロ首相はマリ・ルスちゃんの父親フアン・ホセ・コルテスさんに電話で、哀悼の意を表明するとともに、一連のミスについて責任の所在を明確にすると伝えた。 【スペイン マドリッド 2008年3月31日】
29日土曜日、正午ごろ、マドリッドとガリシアをつなぐ高速道路AP-6に、6頭の闘牛用の牡牛が侵入し、車を攻撃。グアルディア・シビルは牡牛を捕獲するために、45分間交通規制を敷いた。 牡牛はセゴビア県、エル・エスピナールの牧場から逃げ出したもので、牧場主は交通違反に問われることになる。 【スペイン マドリッド 2008年3月31日】
リヒテンシュタイン当局は、バルタサル・ガルソン判事の要請により、同国にETAに関係する人物の名義で開設されている銀行口座を凍結した。ETAは、バスク州やナバラ州の企業に対する恐喝により徴収していた「革命税」をリヒテンシュテインに送金し、投資信託により高い利益を得ていたと見られている。 ガルソン判事は同時に、リヒテンシュタイン当局に対して、ETAに関連する口座に関する情報を要請。まだリヒテンシュタインからの回答はないが、協力に前向きだという。 企業に対する恐喝を行っていたグループは、2006年6月にスペインとフランスで12人が逮捕され、ここにはイルン(ギプスコア県)でバル・ファイサンを経営するヨセバ・エロウサ容疑者を中心に、主に南仏に生活するETAベテラン等が含まれていた。 【スペイン マドリッド 2008年3月31日】