タラゴナに所在する原子力発電所アスコ I で昨年11月26日に放射能漏れが発生、同発電所を所有するアスコ=バンデリョス原子力協会 (エンデサ社とイベルドロラ社が50%所有) では4月4日になるまでこの件について報告せず問題となっていたが、15日にはさらに発表した放射能数値が実際の100分の1だったことが判明。翌16日になって同発電所所長と放射能保護部部長を更迭する処分を発表した。 アスコ I 原子力発電所では、昨年11月26日に放射能汚染された水50リットルを燃料プールに空けた際、放射性粒子が換気扇によって吸い込まれ、建物外に放出された。直後の検査では建物周辺から通常より高い放射能は検出されなかったとしていたが、3月14日の定期検査で建物周辺で放射能を検出し、4月4日になってようやく原子力安全委員会 (CSN) に報告した。その際、実際には19,500,000ベクレルだった放射能量を235,000ベクレルと2桁も過小報告していた。いずれにしても、人体への影響はないという。