マドリッドの地下鉄警備員が切符を持っていない利用客に暴力を振るうビデオがマスコミに流出 (エル・パイス紙4月22日付) した。携帯電話で撮ったと見られるこのビデオには、警備員4人が男性に「さっさと切符を見せろ」「上に連れてって痛い目に遭わせてやろうか」などと詰め寄り、平手打ちを加え、倒れたこの男性に足蹴りをくらわす様子が映っている。また、小柄な男性を巨体の警備員が小突き回す別のビデオも合わせて映っており、いずれも暴力を振るっているのは、地下鉄1番線、6番線、11番線の警備を請け負っている警備会社Prosegur所属の警備員だった。マドリッド地下鉄では、この件に関し「即刻調査し、暴力が恒常化している場合は会社に対してしかるべき措置をとる」としている。一方、Prosegur社ではこの件に関する報告は受けていないが、本当なら「解雇など厳重な処分をする」としている。 【スペイン マドリッド 2008年4月22日】
「性関係を結ぶ代わりに無料で部屋貸します」最近、不動産関係のインターネットポータルで、こんな広告が多く見られる。広告主の多くは20〜40才代の若い男性で、女性の間借り人兼セックスフレンドを探している。募集に応じる女性の数は少なくなく、広告主が面接や写真選考で選ぶことが多いという。こうした現象はフランス、イタリア、米国でも見られる。背景にあるのは住宅難と貧困、そして孤独と性の商品化。実社会で人間関係を築くのが苦手な男性がインターネットや結婚相談所で相手を見つける。そうした行動の延長として、こうした間借り人兼セックスフレンド募集広告が出てきたらしい。もちろん、需要のないところに供給はない。スペインの若者はヨーロッパでも随一の住宅難にあえいでいる。たとえば、首都マドリッドで80平米のアパートを購入しようとすると300,000ユーロは下らないが、これがドイツのベルリンなら同じ大きさで100,000ユーロ前後。しかも給与はヨーロッパ内でも最低レベルだ。 そこで出てきたこの手の広告だが、果たして合法なのか? 警察では「双方合意の上であるかぎり犯罪ではない」との見解。 【スペイン マドリッド 2008年4月22日】