レオポルド・カルボ=ソテロ元首相がマドリッド州ポスエロ・デ・アラルコンの自宅で死去した。82才だった。カルボ=ソテロ氏は、スペイン民主化後政権に就いたアドルフォ・スアレス首相が中道連合 (UCD) の内部分裂で辞任した後、次の総選挙でフェリペ・ゴンサレス政権が誕生するまでの間、1981年2月〜1982年12月に首相を務めた。民主化後任期が最も短い首相だったが、カルボ=ソテロ首相誕生の瞬間はクーデター未遂事件により人々の記憶に強く残ることとなった。1981年2月23日、国会でカルボ=ソテロ氏の首相信任投票が行われていたとき、テヘロ中佐率いる治安警察隊過激派グループが議事堂に乱入、ピストルを発砲して中にいた議員350人を人質としたのだ。波乱で始まった彼の首相任期は、自党UCDの内部分裂やETAによるテロ頻発、経済不況などの困難に満ちていた。また、スペインのNATO加盟や離婚法の承認では反対派の批判にさらされもした。しかし、独裁から民主主義への移行という難しい時期を締めくくった人物として、党派を超えた評価を集める。 カルボ=ソテロ氏の棺はマドリッドの国会議事堂に安置され、王室や首相をはじめとする政界メンバーが多数訪れた。また、8日には国葬も予定されている。 【スペイン マドリッド 2008年5月5日】
レアル・マドリッドがパンプローナで行われた対オサスナ戦で逆転勝利、最終ステージを待たずして今季リーガを制した。お膝元のマドリッドではシベレス広場の噴水周りにTV局や警察、救急車がスタンバイして優勝決定に備えていたが、試合は後半82分にオサスナが1点を決めたため、そのまま優勝は持ち越しと思われた。噴水周りの鉄柵が撤去され始めた頃、ロベンが同点のヘッドシュートを決め、続いてラウルに代わって投入されたイグアインが逆転ゴール。レアル・マドリッドがねばり強さを見せて優勝を決めた。その瞬間から推定5万人のファンがシベレス広場の周りに集まり、数時間お祭り騒ぎを続けながらヒーロー達の到着を待った。そして午前3時、選手らを乗せたバスが空港から広場に到着し、主将ラウルが噴水中央に立つシベレスの女神像にレアル・マドリッドのマフラーと旗をかけ、キスをするとファンらの熱狂は最高潮に。選手らとともに「カンペオーネス!」の大合唱がこだました。 【スペイン マドリッド 2008年5月5日】
マドリッドのラス・ベンタス闘牛場に動物愛護グループが乱入する事件が起きた。4日、その日最初の闘牛が終わった直後、6人が突然柵を越えて闘牛場に走り込み、英語やスペイン語で闘牛反対のスローガンが書かれた紙を掲げて座り込んだ。闘牛ファンのブーイングが響く中、バンデリジェロや闘牛場関係者がメンバーから必死にプラカードをもぎ取り、場外に引きずり出した。 【スペイン マドリッド 2008年5月5日】