先日政治引退を発表したサプラナ氏に続き、今度はアンヘル・アセベス民衆党 (PP) 書記長が6月に行われる党大会後はこのポストを退く意向を発表した。アセベス氏は5日、「党大会以降は書記長職を続けないという決断をマリアノ・ラホイに伝えた」とする声明を発表。3月の総選挙敗北後、党の中枢メンバー刷新が予測され、マリアノ・ラホイ代表の後継者となるのは誰か様々な憶測が飛び交う中、旧アスナル政権中心メンバーで強硬派のアセベス氏らは今後主流から外されるだろうと予想されていた。アセベス氏はそうした憶測に自ら終止符を打ったかっこうだ。6月以降の身の振り方は明らかにしていないが、サプラナ氏同様、政治家として培った人脈を頼りにどこかの大企業に転身するのではとの見方が強い。サプラナ氏、アセベス氏の離反により、アスナル前首相時代の閣僚メンバーで残っているのはラホイ氏ただひとりになってしまった。 【スペイン マドリッド 2008年5月6日】
国家警察はアンデス文明の貴重な文化遺産数百点をヨーロッパで売ろうとしていた夫婦を逮捕、チャビン文化の土器や装身具など700点を回収した。逮捕された夫婦は夫がスペイン人、妻がコロンビア人で、ペルーやエクアドルなどに行っては遺跡からの盗掘品を買収してスペインに持ち帰り、フランスなどヨーロッパ各国のオークションで売りさばいていた。警察は2人の行動を追跡していたが、4月30日に2人がコロンビアのボコタから65キロの荷物を持ち帰ったのを確認、自宅の物品保管場所を突き止めた上で逮捕した。回収された土器や装身具、布、マスクなどは考古学的価値が非常に高く、中には純金の装身具なども含まれていた。これらの品はマドリッド州考古学博物館に運ばれ、分析された上で、盗まれた国々からの要請に基づいて返還される。 【スペイン マドリッド 2008年5月6日】