観光シーズン始まりとともに例年失業者が前月より少なくなる4月だが、今年は1984年以来24年ぶりに失業者が増加した。今年4月の失業者数は前月より37, 542人増加。前年3月からの通年比では315, 393人もの増加で、その大半は建設あるいは不動産サービス業関係の男性。コルバチョ労働相は今年の失業率を9.8%とする政府予想をいまだ変えていないが、すでに第1四半期で9.6%に達している。 企業倒産数でも暗いデータが。今年第1四半期の倒産企業は8,530件で、前年同期比42.5%増。一方で新たに興される企業数は減少している。今年同期の新規登記企業数は33,767件で、前年同期比26%減。また、中小企業の“平均寿命”は7年で、次世代に引き継がれることなく廃業を余儀なくされている。 暗いデータはこれだけにとどまらない。国家統計局 (INE) によると、今年1〜3月に破産した企業及び個人は425で、前年同期比78.6%の増加。さらにこれを債権者破産した個人に限ってみると、数は66と3桁に満たないもののその増加率は230%にも上る。また、破産した不動産業は83で、前年比118.4%の増加。 【スペイン マドリッド 2008年5月7日】
テニスの国別対抗戦、デビスカップのスペイン代表チーム8人が連名で、スペインテニス連盟 (RFET) のペドロ・ムニョス会長を非難する声明を発表した。エミリオ・サンチェス・ビカリオ選手をキャプテンとする8人は、デビスカップの準決勝・対米国戦の開催地候補選定に当たり、ムニョス会長が代表チームとの約束を破ったとして、同会長のやり方に強く抗議。「ムニョス氏が会長であるかぎり、RFET及びスポンサーの公式行事やプロモーションには参加しない」としている。ムニョス会長は準々決勝でスペインがドイツを破ったあと、9月19〜21日にスペインで開催される準決勝の開催地選定には選手の希望を聞き入れると約束していたが、最近になってその約束は反故にするよう選手らに通告。準決勝の開催最終候補地として、名乗り出た8都市のうちからマドリッド、ベニドルム、サンタ・クルス・デ・テネリフェ、ヒホンの4都市を残した。このうちマドリッドは観客収容数24,000人と最も多く、収入見込みも多い。これに対し選手らは、標高が高く不利としてマドリッドは除くように求め、海抜0メートルの都市を望んでいる。 【スペイン マドリッド 2008年5月7日】