1999年から約400組の偽装結婚を手配してきたと見られる犯罪組織21人が逮捕された。この組織は、不法滞在の外国人男性 (主にナイジェリア人とパキスタン人) から仲介料1万ユーロをとり、スペインの居住許可証取得のための偽装結婚を手配。偽装結婚相手は被差別層出身、18〜30才のスペイン人女性が多く、報酬として3,000ユーロを受け取っていた。そして、書類偽造の困難な市民婚は避け、カステリョン、バレンシア、アリカンテ、バルセロナ、マドリッドなど広範囲にわたって結婚書類手続きの簡単な教会をリストアップし、立会人や出席者なども組織が手配して結婚式を挙げていた。組織のトップはナイジェリア人で、豪邸・別荘を有し、高級車を4台乗り回していたという。スペインでは最近こうした組織的偽装結婚が相次いで摘発されており、今年に入ってこれで5つめ。偽装結婚カップルは計1,000組を超えると見られる。 【スペイン カステリョン 2008年6月10日】
スペイン国家警察はアルカイダ系テロ組織所属容疑で8人を逮捕した。逮捕者はカステリョンで5人、バルセロナで2人、パンプローナで1人で、全員アルジェリア出身。他に10人も逮捕されており、テロ活動との関わりを調査中。また数軒を家宅捜索し、銀行通帳や外国送金控え、CD、ビデオなどが押収された。「サブマリン作戦」と銘打たれたこの捜査作戦は継続中で、外国の警察にも協力を要請し、国際テロ組織と逮捕者らの関わりを調べている。 【スペイン マドリッド 2008年6月10日】