マドリッドの州営テレビ局、テレマドリッド (Telemadrid) の労働者が24日12時51分から24時間ストを決行。画面は真っ黒になり、テレマドリッドのロゴマークと画面下に「労働組合CCOO、UGT、CGTの呼びかけたストにより、テレマドリッドとオンダマドリッド (ラジオ局) の本日の番組は変更されております」のテロップが延々と流れるだけとなった。事前の労使交渉で、ラジオテレビシオン・マドリッド公社側の要求するスト中の最低サービスも合意に至らなかったため。ストで何も放送されなかったのは、1988年ゼネストの際のスペイン国営放送TVE以来。テレマドリッドの労組では、自社制作番組の最低割合を設けること、労働者の75%を正社員とすること、消費者物価指数と同率の給与増を求めている。これに対し、公社側は「全世界及びスペインの経済危機により広告収入も危機に瀕しているのに無責任」とはねつけており、合意の見込みはたっていない。労組側では合意に達しない場合、7月1日に再度24時間ストを呼びかけている。 【スペイン マドリッド 6月25日】
トーマス・エジソンが1879年に発明して以来、人類の夜を照らし続けてきた白熱電球だが、スペインではあと3年の寿命となりそうだ。議会環境委員会では、カタルーニャ連合 (CiU) が提案した3年で白熱電球を省電力の電球型蛍光灯に切り替える案を承認。社労党 (PSOE)、左翼連合-緑の党 (IU-ICV)、エスケーラ・カタルーニャ党 (ERC) が支持を表明しており、議会でも承認されることは確実と見られる。電球型蛍光灯は消費電力が白熱電球の20〜25%で済み、寿命も8〜10倍。地球温暖化防止、環境保護の動きのなかで、白熱電球から電球型蛍光灯への切り替えは今国際的なムーブメントとなっており、EUでもドイツが先導となって2009年までに切り替え計画を立てるよう働きかけている。もっとも、全消費電力に占める白熱電球の消費割合はスペインで約3%。実質的な温暖化防止効果よりも、市民の意識向上のためのシンボル的役割の方が大きいといえよう。 【スペイン マドリッド 6月25日】