●EU憲法承認の人民投票実施へ
【スペイン マドリッド6月24日】
 サパテロ首相は23日の国会で、EU憲法の承認を得るための人民投票をできるだけ早く実施する意向を発表した。人民投票の期日および文面についてはすべての政党と話し合って決めたいとしている。野党民衆党(PP)のマリアノ・ラホイ代表は、EU憲法の定める多数決方式(加盟国の55%以上の賛成、かつ賛成国の人口がEU人口の65%以上であること)に関して、この方式で負けるのは「スペインとポーランド、それにサパテロ氏である」と厳しい批判を展開した。しかし、人民投票については同意し、国民の賛成を得るためのキャンペーンを行いたいとしている。


●45,000人被害インターネット詐欺摘発

【スペイン マドリッド6月24日】
 治安警察は、インターネットを利用して詐欺行為を働いていた会社を摘発した。この会社は、インターネットで約150の娯楽系サイトを運営。利用者が同社のホームページにアクセスすると、コンピューターのネット接続設定が自動的に変わり、以降ネットに接続するたびに906、907、806で始まる高額電話接続ライン(1分間1〜3ユーロ)につながってしまうという手口で、約45,000人の利用者が被害にあい、被害総額は3,500万ユーロに上ると見られる。会社はマドリッド郊外ビジャビシオサ・デ・オドンの高級オフィスビルに居を構え、経営者夫婦は一戸建て高級住宅で暮らしていたという。同社のホームページは裁判所命令により閉鎖された。


●サッカー:サエス監督一転、退任

【スペイン マドリッド6月24日】
 サッカー欧州選手権一時敗退したスペインチームの監督イニャキ・サエス氏に対し批判が高まる中、辞任はしないと言明していた同氏は一転、監督ポストを明け渡しサッカー連盟の手に委ねると発表した。連盟のバックアップのないまま厳しい批判にさらされ、世論に押し切られた格好だ。
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