スペインのニュース
●サッカー代表試合、人種差別やじで台無し
【スペイン マドリッド11月19日】
 イギリスサッカー連盟は、16日、17日に行われたサッカースペイン代表対イギリス代表の親善試合(16日はアンダー21)で、スペインの観衆からイギリスチームに対し人種差別的やじが飛ばされたと国際サッカー連盟(FIFA)に抗議を申し入れた。FIFAではこの件に関し調査することを決定。スペインサッカー連盟に対し人種差別に対する連盟としての姿勢を表明し、対策をとるよう指示した。また、英国のブレア首相はスペイン観衆の態度に「失望した」とコメント、「スポーツに人種差別が入るべきではない」とした。スペイン代表チーム500試合目の記念すべき試合は、1-0でスペインが勝ったものの、後味の悪い結果となった。
 試合の数週間前にはスペイン代表チームのルイス・アラゴネス監督が、フランス代表チームメンバーで英アーセナル所属のティエリー・アンリ選手を指して「あのニグロ」とコメント、英国のマスコミから厳しい批判を浴びている。


●米国、3.11首謀者に関する情報提供に500万ドル
【スペイン マドリッド11月19日】
 米国は、3.11マドリッドテロ首謀者の一人と見られるアルカイダ幹部、ムスタファ・セトマリアン・ナサールに関する情報提供者に500万ドルの報奨金を出すと発表。ムスタファ・セトマリアン・ナサールはシリア出身でスペイン国籍を有しており、現在居所不明。9.11世界貿易センタービルのテロに関しても、スペインのバルタサール・ガルソン判事により告訴されている。


●人類と類人猿共通の祖先発見
【スペイン マドリッド11月19日】
 バルセロナのミケル・クルサフォント古生物学研究所の研究者グループが、オラウータン、チンパンジー、ゴリラ、人類が枝分かれして進化する直前の共通の祖先のものと見られる頭蓋骨化石を発見、19日「ネイチャー」誌に発表する。この化石はバルセロナのオスタレッツ・デ・ピエロラで発掘されたもので、今から1,300万年前に生息していたと見られ、新種の類人猿としてPierolapithecus catalaunicusと命名された。


●マドリッドで火事による大規模停電
【スペイン マドリッド11月19日】
 18日午後5時頃、マドリッド市南部メンデス・アルバロ地区にある電気会社ウニオン・フェノサ社の変電所で火事が発生、市内で大規模な停電が起こった。約25万人の住民が停電を被ったほか、地下鉄、国鉄近郊線などが一時不通になったり、信号機が作動しなくなるなど、市民の足に大混乱が起きた。


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